便秘はガン・ボケの元凶!

 便秘をし続けていると、一〇年二〇年後には、最悪の事態を招く恐れもあります。意外に知られていないことなのですが、便秘をずっと続けていると、腸内が汚れてきて体の老化を早めるだけでなく、乳癌を促進してしまうということです。このことは一〇年以上前にアメリカで報告されています。

 欧米型の食事(糖質、蛋白質・脂肪が多く・繊維質不足)が一般化し、腸内の悪玉菌(ウエルシュ菌)が増殖する傾向にある現代人は、便秘が起こりやすくなっています。

 便秘を長く続けることで、腸内環境が一層汚染され、さらに腸内の腐敗が進むことによってからだが老化し、消化機能が衰え、腸内細菌のうちの悪玉菌が増殖し発ガン物質を作り出すというのです。それが、乳癌や大腸ガンに結びつくのです。

 また便秘は肝臓病、腎臓病、高血圧などを誘発し、からだの老化を早める元凶になります。 アルツハイマー症は比較的若い人にも見られます。その腸内を調べてみると悪玉菌(ウエルシュ菌)が著しく増殖し善玉菌(ビフィズス菌)が減少しています。善玉菌の減少による腸内環境の悪化が原因ではないかと言われています。

 便秘はこんなに恐ろしい「万病の元」なのです。

便秘のタイプと原因

 便秘は「機能性便秘」と「器質性便秘」に大きく分類することができます。「機能性便秘」はさらに、二種類に分けられます。 旅行や引っ越しなど生活環境の急激な変化や、精神的な緊張や悩みを抱えることによって一時的に起こるのが「一過性便秘」です。食事の量が少ないために、胃や結腸の排便反射十分でなくなることもその原因の一つです。

 これに対して、便を作って排泄する大腸の働きが、持続的に低下して起きるのが「習慣性便秘」です。この中には、内臓下垂や虚弱体質の人がなりやすい「弛緩性便秘」、腸の粘膜が鈍くなり、便意を催さない「直腸性便秘」(高齢者に多い)、感情や情緒の変化、精神的なストレスによって起こる「痙攣性便秘」に分類されます。

「器質的便秘」は何らかの病気が原因で腸管が細くなあり、大腸に異物ができたりしたことに よって、便が通りにくくなるものです。また、先天的に大腸の形態異常があって起こることもあります。

 便秘の原因は、偏った食習慣、ストレス、運動不足などが挙げられますがこれらを改善することによって便秘をかなり軽減することができるはずです。

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