ガンを未然に防ぐ賢いシステム!

 通常私たちの体にはガンを未然に防ぐ賢いシステムが働いています。

 生体の免疫系というのはガン細胞をいつも監視してて、ガン抗原が発生するとめざとく異物として認識してそれを押さえ込むという一連の働きをします。これを免疫監視機構と呼んでいます。

 このシステムによって、通常、健常人はガンを発症しません。つまり、免疫系によってガンの発症を防いでいるのです。

 しかし、免疫監視機構が崩壊するとガンが増殖してしまうのです。エイズウイルスは、免疫系を破壊することによって、カボジ肉腫という健常な人ではできないガン細胞が異常に増殖してしまう病気です。また、ストレスなどによって免疫機能が低下すると、ガンが発生することも知られています。

 ガン細胞を攻撃する免疫細胞には、①キラーT細胞 ②ナチュラルキラー(NK)細胞 ③マクロファージ があります。  キラーT細胞が作用するガン細胞としては、すべてのガンではなく悪性黒色腫、大腸ガン、肝ガンなど数種類ですが、NK細胞は比較的広範な種類のガン細胞を攻撃します。マクロファージはインターフェロンなどのマクロファージ活性化因子により、TNFIαなどの腫瘍壊死因子を放出しガン細胞を破壊します。

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